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トレタ代表、グレイス創業者・オーナー
飲食店向け予約・顧客台帳サービス「トレタ」の創業社長であり、とんかつや豚しゃぶを看板メニューにした人気店「豚組」のオーナーでもある中村仁氏が、トレタで得られた情報を基に、飲食業界において新型コロナで需要蒸発がどのように起きたかを整理。その上で、アナログに立脚した業界を変える方向性は「顧客体験」と位置づけ、その具体例を提示した。
ゴディバ ジャパン社長
ベルギー発祥の高級チョコレートブランド「ゴディバ」の日本法人を2010年から率いるジェローム・シュシャン氏。新製品開発や販売チャネル拡大戦略を巧みに実施し、就任後5年で売上高を2倍、7年で3倍に成長させた。「当てるのではなく、当たる」ことを意識するなど、25年以上続ける弓道から得た知恵を織り交ぜる経営哲学を語った。
一般社団法人ベンチャー型事業承継代表理事
山野千枝代表理事は、膨大な数の中小企業を対象に、後継者が事業を発展できるポイントを20年以上にわたり見続けてきた。常識が大転換する今の時代に、バトンを渡す先代はどう若い世代に託していくべきなのか。バトンを受け取る後継者はどのように新たな領域に挑戦していくべきか。成功・失敗事例を交え、永続的な経営を実現していくヒントを探った。
チャンピオンカレー社長
日経トップリーダー2020年7月号「多角化経営のすすめ」に登場した石川県野々市市のチャンピオンカレー。全国に直営とFCを31店展開する南社長は、小売店向けや通信販売向けの商品開発や営業活動を強化し、複数の販路が支える体制でコロナショック下でも影響を最小限にとどめた。戦略の詳細とその背景にある社員育成などを語った。
マエダハウジング社長
マエダハウジングは、広島県内で6年連続で総合リフォーム売り上げトップを走る。前田政登己社長は、自動車メーカーを経て住宅リフォーム会社を創業し、今年で社長27年目を迎えた。創業時の社員の裏切りと夜逃げ、リーマンショック時の経営危機での学びを人材育成や事業展開に生かし、売り上げ拡大を続ける秘訣を語った。
平和酒造社長
和歌山県海南市の平和酒造4代目の山本社長は、業界の革命児。上意下達の旧態依然とした組織を改革し、社員一人一人が伸びやかに「個」の力を発揮する就職倍率1000倍の人気企業にした。デービッド・アトキンソン氏から「こんな中小企業が増えれば日本の未来は明るい」と称賛された山本氏の講演をお届けする。
メガネスーパー社長
かつてのメガネスーパーは格安チェーンに対抗し、強みの技術力を手放し、低価格競争に身を投じて債務超過に陥っていた。そこに現れたのが星﨑社長。徹底したのは商品原価や店舗ごとの損益など情報を全員で持つこと。メガネスーパーでは「知らない」という言い訳は通用しない。取締役が持つ情報は入社1年目の社員も持つ。驚異のV字改革の全貌を語った。
能作社長
富山県高岡市の鋳物メーカー・能作に国内外の注目が集まっている。高度な技術力と斬新なデザインで顧客を魅了し、工場見学者は年間12万人。今では全国から入社希望者が殺到する。2018年の売り上げは、能作氏が社長に就任した02年の10倍に拡大した。「楽しさ」を重視する独自の経営で創業約100年の町工場を変貌させた経緯を語った。
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