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(株)クリード 不動産投資業 [東京] 他

2009 / 1 / 14

(株)クリード 不動産投資業 [東京]

 (株)クリード(中央区日本橋室町1-8-6、登記上:千代田区内神田3-2-8、設立平成8年6月、資本金43億3456万円、宗吉敏彦社長)は1月9日、東京地裁に会社更生手続開始を申し立てた。
 申立代理人は片山英二弁護士(中央区八重洲2-8-7、阿部・井窪・片山法律事務所、電話03-3273-2600)ほか。
 保全管理人は瀬戸英雄弁護士(千代田区九段北4-1-3、LM法律事務所、電話03-3239-3100)が選任された。
 負債は、債権者約900名(金融機関は50社以下)に対し約650億8100万円(平成20年10月31日現在)。
 1月16日(金)午後2時より「サンパール荒川」(東京都荒川区)で債権者説明会を開催する予定。
 今年に入って上場会社の倒産は東新住建(株)(JASDAQ、愛知県稲沢市)に次いで2社目。
 同社は平成8年6月設立、13年2月に大証ヘラクレスに上場、17年5月には東証1部に上場した。不動産ファンド事業を中心に不動産運用事業、海外のオフィスビルやリゾートホテル事業にも投資して積極的に事業を展開、連結子会社34社でグループを形成していた。ピーク時の20年5月期には年商331億9300万円(単体)、最終利益51億7000万円(単体)を計上していた。
 しかし、一昨年のサブプライムローン問題の顕著化以降、不動産市況が大きく悪化。このため、保有不動産等を売却して200億円以上の有利子負債を削減するほか、事業売却や人員削減を進めていた。
 だが、20年9月以降期限が到来するコミットメントライン契約の更新ができず、物件処分で資金繰りをつけてきたが、最近は物件の転売もできず、20年12月下旬以降の金融債務の返済ができなかったことから今回の措置となった。
 なお、会社更生手続開始申し立てはクリード本体のみで、現状では関連会社等の申し立てはない。また、同社が関連会社を通じて保有していたJリート運営のクリード・オフィス投資法人は「すでに出資が切り離されており影響はない」と話している。



東新住建(株) 戸建・マンション分譲ほか [愛知]

 ジャスダック上場の東新住建(株)(稲沢市高御堂1-3-18、設立昭和51年7月、資本金6億3720万2000円、深川堅治社長、従業員498名)は1月9日、名古屋地裁に民事再生手続開始を申し立て同日、保全命令を受けた。
 申立代理人は草野勝彦弁護士(名古屋市中区錦1-20-25、電話052-203-5305)ほか5名。
 負債は約491億7900万円(平成20年11月30日現在)。
同社は、昭和51年7月に資本金400万円をもって設立。平成10年4月株式の店頭登録(ジャスダック市場)を果たした。戸建・マンション分譲と賃貸住宅・注文住宅の設計施工の2本柱で東海3県を主体に関西・首都圏にも進出、年間2000棟の販売実績をあげ、分譲戸建事業においては、愛知県において業界1位のシェアを占めるに至った。
注文住宅は外壁にタイルを使用した「タイルダグラス」、賃貸住宅「ザ・借家」、総タイル貼りの「ザ・借家ネクサスセラ」などの新商品を開発するほか、分譲住宅においては耐震工法「SP工法DIO」、地震の揺れを吸収する「TF制震装置」を組み合わせた商品販売を積極的に行っていた。業績は続伸基調を辿り、19年6月期は単体ベースで年商949億円、経常利益11億5,900万円、当期利益4億2500万円、連結ベースでは年商1044億円、経常利益9億5400万円、当期利益2億6700万円をあげた。
しかし、19年6月に改正建築基準法施行に伴う住宅着工建設の減少、同業他社との販売競争の激化、地価上昇や建築資材高騰によるコスト負担の増加やマンション市況の低迷もあって、20年6月期の年商は単体ベースで863億9100万円、経常利益3億5900万円、当期利益2億3000万円、連結ベースは年商982億1300万円(前期比6.0%減、経常利益4億4800万円(同53.1%減)、当期利益3億5700万円(同33.9%増)と成長軌道から一転して業績は低迷色を強めた。
その後も不動産市況の一段の悪化に加えて、自動車関連産業をはじめとした輸出産業の大幅減産の影響で、中部地区経済の冷え込みを加速化させ、消費マインドも悪化した。このような受注の一段の落ち込みが外部資金依存を前提とした経営に支障をきたし始め、取引先への支払遅延や繰り延べ要請を行う状況となり、信用不安が広がっていた。


モダンプラスチックス工業(株) プラスチック成型加工 [群馬]

 モダンプラスチックス工業(株)(藤岡市東平井1410-1、設立昭和25年12月、資本金6750万円、青樹道弘社長、従業員45名)は1月8日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立てた。
 申立代理人は松井勝弁護士(中央区京橋2-5-1、松井法律事務所、電話03-3562-6480)ほか1名。
 監督委員には有住淑子弁護士(千代田区九段南4-7-16、薄金・有住法律事務所、電話03-3234-5381)が選任されている。
 負債は、債権者約130名に対して約14億5100万円(平成20年11月20日現在)。
 同社は、昭和25年12月に東京都文京区内で設立された、プラスチック成形加工業者。44年に浦和工場を建設し、射出成形・真空・圧空成形の設備のほか、射出成形が可能なクリーンルームも備えたことが強みとなり、食品及び医療などの関連製品まで幅広い受注体制を構築。ピーク時の昭和60年3月期には年商37億6899万円を計上した。
 その後はバブル崩壊に伴い、受注は減少。このため、17年3月には生産機能を藤岡工場に集約化したが、生産過剰に伴う仕入れ負担の増加や不良品対策のための熟練工の確保に苦戦。外注生産等の対応によって製造原価の大幅増加を招く中、原油高騰によるコスト高も重なり、18年3月期以降は赤字経営に転落。20年3月期は年商が9億1993万円にまで落ち込んでいた。
 20年4月以降、金融機関に対してリスケジュール等の協力を要請したが、思うような支援を得られず、信用不安が拡大。業績悪化にも歯止めがかからない状態が続いていた。
 なお、1月6日付けでプラスチック製品の製造販売を行うアステックス(株)(台東区駒形1-4-18、緑川忠男社長)との間で工場の一部賃貸借契約を締結。今後は同社の協力を得て、真空成形事業の再開について検討する予定である。


(株)渕上ミクロ 金属表面処理ほか [鹿児島]

 (株)渕上ミクロ(鹿児島市南栄3-1、設立昭和54年12月、資本金2億2355万円、仮元浩二代表清算人)は1月6日、鹿児島地裁に特別清算手続開始を申し立てた。
 申立代理人は池田わたる弁護士(鹿児島市照国町13-41、照国総合法律事務所、電話099-226-0100)ほか1名。
 負債は、債権者約210名に対して約14億6000万円。
 なお、説明会を1月15日鹿児島市の「サンロイヤルホテル」で開催予定。
 同社は、渕上印刷(株)(鹿児島市、設立昭和50年)を母体として、永年の印刷技術を応用してのフォトマスク、エッチング、スクリーン等のIC関連事業に進出、経済産業省による「元気なモノ作り企業300社」にも選定された。技術力は高い評価を得て、ピーク時の平成9年3月期には年商約48億1000万円をあげていた。
 しかし、近年は東南アジアとのコスト競争に勝てず、20年3月期の年商は約31億8000万円にとどまり、損益面も約1億8600万円の赤字計上となる等、業績は衰退傾向にあった。
 この様な状況下、日本モレックス(株)(神奈川県大和市)との間で20年春頃より事業提携が検討されたが、20年11月19日に日本モレックスの100%出資で設立された(株)モレックス喜入(鹿児島市)に事業及び従業員290人を譲渡したうえで、12月25日開催の株主総会で解散を決議していた。


(株)ルネサス長野セミコンダクタ 半導体製造 [長野]

 (株)ルネサス長野セミコンダクタ(長野市南長池280、設立平成10年1月、資本金3億円、大坂修一代表清算人)は12月22日、長野地裁より特別清算手続開始決定を受けていたことが分かった。
 負債は約55億円。
 同社は、平成10年1月に三菱電機長野セミコンダクタ(株)の商号で設立。三菱電機(株)の子会社として、半導体メモリー生産を手掛けていた。15年4月には、(株)日立製作所と三菱電機(株)がそれぞれの半導体部門を統合して設立した、(株)ルネサステクノロジ(東京都)の全額出資子会社となり、複数のメモリーを搭載した半導体パッケージMCPの生産を主力に展開。ピーク時の17年3月期には年商約160億円を計上していた。
 しかし、その後受注は減少に転じ、業績が悪化。20年6月には工場を閉鎖し、同年11月30日開催の株主総会で解散を決議していた。


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