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上場ニュ-フェイス

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【ジャスダック:2006.09.08上場】日本和装ホールディングス

2006 / 10 / 27

着付け教室で集客、着物販売を仲介 クレーム対応がカギ

 着物メーカーに販売の場を提供し、手数料収入を得る日本和装ホールディングス(福岡市)が9月8日、ジャスダックに上場した。
 同社は毎年春と秋の2回、全国で受講料不要の「4ヵ月間無料きもの着付教室」を開催。テレビCMや新聞広告などを通じて、毎年約3万人の受講者が集まる。受講者は20代後半~50代の女性が中心だ。

 講座は4カ月間に15回ある。このうち2回を、契約した着物メーカーが受講者に着物を売る機会として提供する。同社は着物メーカーから契約料と、着物が売れた枚数に応じた手数料を受け取る。2006年4月期の売上高は58億円、経常利益は10億円。
 斜陽の着物業界に新風を吹き込んでいる同社だが、課題もある。

 無料の着付け教室に集まった受講者に、メーカーが1着30万~35万円と高価な着物を販売しているため、「その場の雰囲気で買ってしまった」「話を聞いているうちに、何となく買わされてしまった」といった相談やクレームが出がちだ。

 同社では、着物販売後のトラブルを防ぐため、会場で着物を買った後、8日間のクーリングオフ期間を独自に設定。「着物を買った後で、『考え直す』という場合に備えている。クーリングオフ期間が8日間あれば、その間に必ず土日を含む。迷いながら買った人でも、もう一度、家族とじっくり相談できる」(吉田重久社長)と説明する。また、教室で受講者にアンケートを実施し、着物メーカーの販売方法をチェックしている。とはいえ、同社にとって今後とも、クレームを防ぐ対策に万全を期す姿勢が欠かせない。

 吉田社長は大学生だった84年、ハンドバッグなどの輸入販売からビジネスを開始。やがて、「着付け教室で着物を着る人が増えれば、着物は商売になる」と今のビジネスにたどりついた。今回の公開で得た資金は、全国の拠点整備にあてる予定だ。(中沢康彦)

●ホームページ: http://www.nihonwasou.co.jp/
●会社概要: http://www.nihonwasou.co.jp/company.html
●IR情報: http://www.nihonwasou.co.jp/ir/index.html

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