歴史に学び 経営を活かす音声CD

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歴史を動かした天才軍師たち

戦国時代、主君に勝利をもたらすため、権謀術数の限りを尽くした軍師と呼ばれる武将たちがいました。現代でいえば、参謀やナンバー2。彼らはどう先を読み、策略を練り、実行したのか。そして主君はどう彼らを使いこなしたのか――。
その生き様には、先見力や発想力、組織力、危機突破力など、経営者が備え、会社を発展させていくためのヒントがあります。歴史家・作家の加来耕三氏の眼を通して解き明かします。

キャンペーン特別価格 本体14,800円+税

●CD全5巻(各巻約60分)・解説冊子
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 彼ら(軍師)は、各々の主君のために、そのもてる特性、能力をいかんなく発揮し、一つの時代を切り開いた。そこには必死の生き残りの法則、軍師たるものの条件といったものが読みとれるはずだ。

 だが、歴史上の人物に何事かを学ぼうと考えるのであれば、できるかぎり創作の混じらない〝本性〟にこそ、学ぶべきである。ロマンを仮託する世界は自ずと別にあり、現実に直面する問題解決のヒントとして、歴史上の人物に学ぼうとするならば、あくまで冷静に、常識的に当て嵌まりうる〝真実〟を見定め、その人物の言動にこそ、不変の原理・原則を求めるべきではあるまいか。

 加えて、時代認識の欠如した物語からは、何も学べない。

(解説書まえがきより)

秀吉に天下を取らせた「中国大返し」。軍師・黒田官兵衛はどのようにしてピンチをチャンスに変えたのか。歴史家・作家の加来耕三氏が天才軍師たちの生き様を通して、経営者に必要な資質や能力、経営の要諦を解き明かす。

  • 第1巻 黒田官兵衛

    戦国~安土桃山時代の武将。官兵衛は通称、諱は孝高。黒田職隆の嫡男。播州の小大名・小寺政職に家老であったが、のち織田信長の家臣であった羽柴(のち豊臣)秀吉につかえた。本能寺で信長が横死すると、「中国大返し」によって秀吉に天下を取らせた。豊前中津12万石を拝領。関ヶ原の戦いでは、子の長政とともに徳川家康の東軍に与し、官兵衛は九州の西軍方を破った。戦後、長政は軍功によって筑前福岡藩に封ぜられた。

  • 第2巻 竹中半兵衛

    戦国~安土桃山時代の武将。半兵衛は通称、諱は重治。美濃の豪族・竹中重元の嫡男。はじめ斎藤竜興の家臣、のち織田信長の目付として羽柴(のち豊臣)秀吉に仕える。秀吉の中国方面軍に従軍し、調略・戦略で功績をあげるも、播磨三木城攻囲の陣中で病没した。主君・龍興の居城である稲葉山城を、わずか16人の部下とともに1日で奪取した逸話がある。黒田官兵衛とともに「両兵衛」「二兵衛」と称された。

  • 第3巻 片倉小十郎

    安土桃山~江戸時代前期の武将。「独眼竜」と呼ばれた伊達政宗の近侍。小十郎は通称、諱は景綱。出羽置賜郡の神職・片倉景重の次男。異父姉は政宗の乳母の喜多。政宗に望まれて醜い右目を小刀で突き潰し、性格を変えたなどのエピソードが伝わる。政宗に重用され、豊臣秀吉の小田原攻めには政宗を説いて出陣させる。陸奥亘理城へうつり、のち白石城主となった。優れた行政能力で生涯、腹心として政宗を支えた。

  • 第4巻 直江兼続

    安土桃山~江戸時代前期の武将。越後与板城主・樋口惣右衛門兼豊の子。幼名は与六。上杉謙信に見いだされて養子の景勝に仕え、その死後は景勝を後継に立て、内乱を勝ちぬく。名門・直江の名跡を継いで直江兼続を名乗り、「執政」と呼ばれた。早くから豊臣秀吉に接近し、従五位下・山城守に叙任される。主君・景勝が会津120万石に移封されると、米沢城主として30万石を知行した。関ヶ原の戦いののち、自領を返上して主家を救い、米沢藩上杉家の基礎をきずいた。

  • 第5巻 山本勘助

    戦国時代の武将。道鬼斎を称したという。『甲陽軍鑑』に、武田信玄の軍師として活躍、川中島の戦いで討ち死にしたと伝える。実在については長い間疑問視されてきたが、弘治3年(1557)と推定される6月23日付「市河文書」のなかに、信玄が奥信濃の土豪市河藤若に宛てた書状があり、そこに「山本菅助」という名前がみられることから実在説が出てきた。しかしこの人物が『甲陽軍鑑』の山本勘助と同一人であるという証拠はない。

解説者プロフィール

加来耕三 氏

歴史家・作家。1958年、大阪市生まれ。81年奈良大学文学部史学科卒業。学究生活の後、同大文学部研究員を経て、現在は大学・企業の講師を務めながら著作活動を行う。テレビ・ラジオ等の番組監修、出演などもこなす。著書に『戦国軍師列伝』(学陽書房・人物文庫)、『黒田官兵衛軍師の極意』(小学館・小学館新書)などがある。

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