第100回フクオカベンチャーマーケット 九州最大級のベンチャーマッチングイベント 新たなビジネスチャンスを求め、国内外から58社が出展、1000人が来場
独自の製品やサービスを持つベンチャー企業に販路開拓や事業提携などのビジネスチャンスを提供する「第100回フクオカベンチャーマーケット(FVM)」(主催:FVM協会、福岡県、財団法人福岡県産業・科学技術振興財団=ふくおかIST)が2月12、13日、福岡市天神のアクロス福岡で開かれた。 1999年から毎月開催し、100回目を迎えた今回は、学生ベンチャーの草分けである堀場製作所最高顧問の堀場雅夫氏が記念講演したほか、米国やインドなどから外国企業も参加。会場には約1000人が訪れ、ビジネスプラン発表や新製品展示、商談などが行われた。

12日に行われた第100回記念ビジネス講演では、京都大学在学中に堀場製作所(当時は堀場無線研究所)を創業した同社最高顧問の堀場雅夫氏が「ベンチャー魂」と題して自らの体験を語った。社員に博士号の取得を奨励、自らも医学博士となったいきさつや、独自開発した製品を米フォードがいち早く採用してくれたことなどを披露。学生ベンチャーの草分けである先達からの力のこもったメッセージに多くの人が心を打たれた。
また、13日の特別セミナーでは、1988年に当時最年少で上場を果たしたフォーバル代表取締役会長兼社長の大久保秀夫氏が講演した。「やりぬけば仕事は必ず面白くなる!」と題し、会社設立後に人を育てる経営を心がけたことなど含蓄のある話に聴衆は引き込まれていた。講演後には大久保氏の著書のプレゼントが行われ、大勢の人が列を作った。
12日夜にはベンチャー支援機関合同ビジネス交流会が開催され、FVM開催100回を記念して設けられた第1回フクオカベンチャーマーケット大賞の表彰式が行われた。これまでプレゼンした企業の中から、最優秀賞に省エネ住宅をパッケージ商品化したロクス(熊本市、村上尊宣主宰)、優秀賞には電柱や塀の張り紙や落書きを防止するコーティング剤を開発したビオテック(福岡市、永松徳文社長)と、実際のプレゼン会場で行うようにウェブ上で情報を伝達できるソフトを開発したヒューマンセントリックス(福岡市、中村寛治社長)が選ばれた。受賞した3氏には、FVM副会長の原良也氏(大和證券グループ会長)から賞状などが授与された。



